2012年4月2日月曜日

はじめに / 水と油だって?

この頃あまりに文章を書かざれば、
構成力の落ちたる事、目を覆わんばかり。

というわけで、じゃあ頭使わずになんか書こう、
取り敢えず書こう、という見切り発車ブログです。



趣味である奇術書のレビューをメインに据えるつもりです。
洋書のレビューってあんまり見ないし需要があるんちゃうかな、
という目論見だったのですが、需要がないからあまり見ないのかもしれません。
まあいいや。



あと奇術の雑感もつらつら書こうかと思います。
好みが非常に偏っており、また創作型ではなく改案型である以上、
特定の作風に対して辛辣な事を書くかも知れません。



例えば、僕は水と油という手品が嫌いです。


赤より黒のインクの方が重いとか、
いい歳して馬鹿馬鹿しい事を言わないでくれません?


無論の事、ユーモアとしてちゃんと成立させられていれば、
大変楽しいトリックでしょう。
でも、それが出来ていない事例もかなり多いように感じます。


だから、
「単なる赤と黒の分離ではただのトリック、
『水と油』というプロットがあって初めて、意味を持ったマジックになる」

という実に画一的なプレゼンテーション論も嫌いですし、
くだらない思考停止的な『プレゼンテーション』を量産するという意味では、
害悪ですらあると思っています。





そもそも、Oil And Waterの名手として知られるRene Lavandは、
水と油のプレゼンテーションを使用してないですしね。





さて、早速口が汚くなってしまいましたが、
僕はこんな感じの人間です。

何かしら、あなたの刺激になれたらば、
これ以上ない幸いです。

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