2012年8月20日月曜日

"Dear Mr Fantasy" のおまけ/あるいは”Beyond Fabulous”における位置関係


Dear Mr Fantasyに収録されているChrist Acesのヴァリエーション、Beyond Fabulousを練習している時に思いついたことがあるので記録がてら。

第2段はダイヤのエースが表になる現象だが、事前に一回、7をカウントした際のカードを集めるときにカットしておくと、より”ひっくり返った”感が強くなるように感じた。

これはカードの出現位置が異なるからと思う。
原案通りに行っていると、7のカードとダイヤのAが現れる箇所は同じである。




一方、一度カットしておくと、ダイヤのAが現れるのはスプレットの別の箇所になる。



現時点では、別にどちらがよいという話ではないが、後者の利点として、
A「操作していない箇所に現れる」
B「最初のカードとは別の箇所に現れる」
ことから、
① カードが表になった
② Aはバラバラの位置にちらばっている
という印象は強まると思う。


一方で、現象の起こる箇所が散らばるので、やや散漫になる。個人的には気に入っているアレンジだが、ハイペースで演じる場合には向かないかな。

2 件のコメント:

  1. 二人目は何も操作していない「ダイレクトさがキモなのさ」ということなので、一人目との間には極力操作は挟まないほうが良いかなと思いました。一人目が片付けつつ(その時にカット)、二人目に渡すという演出になるんですかね。

    出現位置は誰も気にしてなかろうと個人的には思いますが、スプレッドの間隔調整でも出現位置は(若干ですが)変えられるかなと思いました。まあ別にどれが良くてどれが悪いという話でもございませんです。

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  2. 片付けるときにカットを紛れさせて、それがちゃんと紛れきるか、見えてしまうかがボーダーでしょうね。練習しているとき、無自覚にカットしていたらしく、手も触れていない箇所のカードが表になって自分でびびったのですが、意識してカットすると今ひとつ不思議では無いです。当たり前ですが。

    出現位置と言えばスプレットの向きを変えて細工するというのもありますねえ。まあいずれにせよ蛇足であり、現象を不細工にしている気はします。自分が引っかかった手順には甘いという、例のマニア病の一種とは思えど、まだなーんとなくひっかかって棄却する気になれずにメモった次第です。お目汚しではありました。

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