2015年10月17日土曜日
”Crimp issue 2" ”Crimp issue 3” 編・Jerry Sadowitz
Sadowitzに殺されるんじゃないかと思いながら、あと手に入らない(極めて手に入りにくい)本を紹介するのもどうかと思いながらも備忘として書いておきます。今回はふたつまとめて。
Crimpそのものについてはissue 1についての記事などを見て頂ければ。
Cripm issue 2
・My professional routine for "SPOTTY"
裏返したり戻したりすると色が変わる巾着的な売りネタを用いる手順。カード・マジックばかりかと思いきや、意外とそうでもないんですよねこの雑誌。
・Random Fashion
ふたりの観客がピークしたカードを、ブレイク、グリンプス、クリンプなど一切なし、表も見ず、一度の質問だけで当てるカード当て。と書くと不思議そうだがあまりそうでもない。Cards on the Tableに載っている某手順と考え方が似ています。
・One Hand (Complete) Coin Vanish
タイトルのまま。やや大ぶりな動きなのでパーラー以上向きか。
・Bottom Deal Colour Change
なかなか難しいです。
・その他のジョーク
【読者からのお便り】
前号のお勧め本でHofzinser's Card Conjuringを上げていましたよね。入手先として「良いマジックショップならどこでも扱っている」と書いてありましたが売っている所が見つかりませんでした。
【編集者の返事】
それこそマジック業界のかかえている問題です。
あとHam Shankerという人のCart At Any Numberが解説されていますが、すごいです。
Cripm issue 3
・A John Ramsay Pastiche
なんとGallowayの寄稿。タバコの先からコインを出現させる×4→全部消える。
タイミングの人なのでこの紙面だと読みづらいですがなかなか大人でかっこよい手順。
・Off-Beat Crimp
手法自体はオーソドックスだが、意表を突いたタイミングで行うクリンプ。
・Everywhere & Underwear
前田さんのに似ているパンツの予言。最高に酷い検めができる。
・Jerry Sadowitz is Shit
Sadowitzを貶しながらカードを当てる。その他、Waltonを崇めたり、日本を嫌ったり、マーローの死を喜んだりしながらでも可能。
・The Weight Lifter
こちらはJack Avisの寄稿。カード当てと枚数当ての複合なんですが、覚えさせたあとにいろいろ別の事をする手順はどうもあまり好きではない。
あとHam Shankerという人のSecond Dealが解説されていますが、すごいです。
2,3はあまりぱっとしない感じでした。
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